てんかん・高次脳機能障害・髄膜炎で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(40代/無職)
傷病名:てんかん・高次脳機能障害・髄膜炎
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約78万円受給)

相談時の相談者様の状況

市の相談センターの支援員の方からご相談をいただき、後日、支援員の方と一緒に面談をさせていただきました。
相談者様は中学生の頃に急性散在性脳脊髄炎と診断され入院したことがあり、医師から後遺症の可能性を説明されたそうです。
その後は特別支援学級に通級し、成人後はスーパーのアルバイトで簡単な陳列業務やゴミ出しの仕事に就いたこともあったそうですが、周囲の言っていることや指示が理解できず、トラブルになることも多く、長くは続かなかったそうです。
日常生活を送る上で起こったトラブルや、てんかんの発作等もありましたが、自分の体の状態について家族に説明することができなかったため、特に医療機関を受診することはなく過ごされていました。

相談から請求までのサポート

お母様に自宅で起きているてんかん発作についてメモに残していただくところから始めました。
お母様、支援員の方から医師に状況を細かに説明し、検査を受けることになりました。
検査結果等から医師からは中学生の頃の髄膜炎によりてんかんや高次脳機能障害があるとの説明を受けました。
病識のなさ、制度の不知より長年に渡り、何の支援も受けて来なかったことが悔やまれましたが、支援員のサポートのもと、障害者手帳1級も取得しました。
未受診期間も含めて、ご家族から日常の様子を詳しく伺い病歴就労状況等申立書をまとめました。

結果

てんかん・高次脳機能障害・髄膜炎で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

てんかんで障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(30代/障害者雇用)
傷病名:てんかん
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

相談時の相談者様の状況

ウイルス性脳炎からてんかんを発症しました。
長年治療を続けていますが、発作が収まらず障害年金の手続きをご自身で行なっていましたが、手続きが煩雑なためご相談頂きました。

相談から請求までのサポート 

ご本人様に代わり書類の作成や病院とのやり取りと当センターで行ないました。
体調不良のことや日常生活の状況を詳しく伺い、医師にお渡しいただきました。
ご本人様のご状況を詳しく記載して頂くことができました。

結果

てんかんで障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

てんかんで障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(40代/障害者雇用)
傷病名:てんかん
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

相談時の相談者様の状況

子供の時に公園の遊具で頭を強く打ち、てんかんを発症しました。
以来、てんかん薬を飲んでいますが、月に一回転倒する発作を起こしていました。
障害年金の手続きを以前、ご自身で行おうとしましたが初診日の証明が出来ずあきらめていました。

相談から請求までのサポート 

初診から現在の病院に転院するまで通院していた病院がありましたが、20年以上前に病院の建替え工事があり、初診当時のカルテはありませんでした。
残っているカルテでは20歳の時の記録しかなく、また、その時は納付要件を満たしていないため必ず幼少期からてんかんの受診があることを証明しなければなりませんでした。
当時の主治医から話を伺いましたが、有力な情報がなく難航しましたが、6年程前にセカンドオピニオンで受診した病院のカルテに、幼少期にてんかんを発症した時の状況や飲んでいた薬のことを話したことを医師が書いたものが残っていました。
それを受診状況等証明書の代わりに提出したところ、認められました。

結果 

てんかんで障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

高次脳機能障害(てんかん)で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(30代/障害者雇用)
傷病名:高次脳機能障害(てんかん)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約78万円受給)

相談時の相談者様の状況

当センター所長が講師を務めさせて頂いた勉強会にお母様と一緒にご参加下さり、勉強会後の個別面談でご相談を承りました。
小学生当時にてんかんを発症し、現在は服薬により発作は抑えられているものの、障害者雇用でも就労が長続きせずに困っているということでした。
ご相談者様は一人っ子のためご両親が将来を不安視されていました。
経済的な不安軽減のため、障害年金のお手続きを検討しているということでした。

相談から請求までのサポート

ご相談時、てんかん発作は服薬によりコントロールできているということで、就労が長続きしない理由をお伺いしたところ、障害者雇用での単純作業でも作業手順を覚えることが出来なかったりミスが多く、退職勧奨されてしまうということでした。
面談中、当センターの相談員からの質問にもほとんどお母様が回答される状態でご本人様は何を聞いても「分かりません」「覚えていません」という答えしか返ってきませんでした。
限られた時間の中でも意思疎通に違和感を覚えたため、通院先の脳神経外科でWAIS-Ⅲ(成人知能検査)を受けてみることをお勧めしました。
後日お母様からご連絡があり、通院先の脳神経外科には臨床心理士がいないため知能検査が実施できないということでした。
ご相談者様のご自宅付近でWAIS-Ⅲを受けることができる精神科を一緒にお探しし、通院を開始しました。
通院開始から3ヶ月後にWAIS-Ⅲを実施したところ、遂行機能障害、注意障害、記憶障害が認められました。
IQも軽度知的障害を示す数値となっていたことから、生育歴や小学校から大学卒業までの学業成績を精査することになりました。
幼少時から成績優秀で記憶力の低下や意思の疎通に関する違和感が顕著になったのが成人後ということで先天性の知的障害は否定され、てんかんによる高次脳機能障害と診断されました。
お母様からお伺いした高次脳機能障害による日常生活での困りごとを当センターの相談員が事前に書類にまとめたものを診察時の参考資料として提出していたため、検査結果の裏付けが取れた後は障害年金の診断書を迅速に作成して頂く事が出来ました。
お母様のご本人様も年々顕著になる記憶力の低下や意思疎通に関する違和感の原因が明確になり、納得したということでした。
今後は高次脳機能障害に対する配慮が受けられるよう環境調整を行っていくことを検討するということでした。

結果

高次脳機能障害(てんかん)で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

双極性障害で障害厚生年金2級を取得、年間約117万円を受給できたケース

相談者

女性(30代/無職)
傷病名:双極性障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級

相談時の相談者様の状況

介護福祉士として勤務する中で、過重労働やパワーハラスメントなどのストレスを受け、夜眠れない、何もする気が起きないといった状態になりました。
精神科のクリニックを受診し、投薬を受けながら仕事を続けていましたが症状が悪化。
意識消失の発作が起きるようになり検査の結果てんかんも発症していることがわかりました。
現在は自宅療養中ですが、躁状態が現れたため服薬による感情のコントロールが上手くいきません。
常に家族の見守りを必要としています。
 

相談から請求までのサポート 

日常生活について詳しくヒヤリングし、診断書の依頼時に添付しました。
診断書はご病状について詳細をお書きいただきました。

結果

障害厚生年金2級を取得、年間約117万円を受給しました。

てんかん・中等度知的障害で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース 

相談者

女性(20代/会社員)
傷病名:てんかん・中等度知的障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

相談時の相談者様の状況

お母様よりお電話をいただき後日無料相談にお越しいただきました。
娘さんは4歳の頃からてんかんの発作に悩まされていました。
服薬では発作のコントロールができず、日常生活に大きな支障を抱えていたそうです。
現在は障害者雇用で周囲の配慮を受けながらなんとか就労をしていますが、いつまで続けられるか非常に不安であるとのことでした。
何か支援を受けられないかと探していてところ、障害年金の制度を知りお母様の方で手続きを進められておりましたが、細かな診断書の内容や病歴就労状況等申立書の作成に不安があり相談にお越しただきました。

相談から請求までのサポート 

すでにお母様の方で受診状況等証明書の取得をされておりました。
診断書内容のご案内をさせていただき、日常生活の支障に関して診断書の項目に沿った形でヒアリングをさせていただきました。
受診の際に医師にきちんと症状をお伝えするようにご案内させていただきました。
幼少期より医療機関をいくつか受診されていたようでしたので、時系列で整理しその時々のエピソード等を伺ったうえで、病歴就労状況等申立書を作成しました。

結果 

てんかん・中等度知的障害で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円(さかのぼりで415万円)を受給できました。

うつ病・てんかんで障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

女性(30代/就労移行支援事業所通所中)
傷病名:うつ病・てんかん
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

相談時の相談者様の状況

就労移行支援事業所で行っている勉強会にご参加いただきました。
その後、「自分で手続きをしようと思っていたが、初診が今から15年以上も前のことなので、カルテは残っていないと言われ初診日の証明がとれずストップしている。」ということで相談いただきました。

相談から請求までのサポート 

私共から初診の病院へ連絡させていただき、氏名、日付、傷病名、診療科等、わかる範囲で記載いただけないかとお願いしました。
あわせて、二番目に受診した病院へ受診状況等証明書の依頼をさせていただきました。
診断書はご本人から直接医師へ依頼していただきました。
病歴就労状況等申立書は、事前にヒアリングをした内容をもとに日常生活での支障などを細かく記載しました。

結果 

うつ病・てんかんで障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

てんかんで障害基礎年金1級を取得、年間約97万円を受給できたケース

相談者

女性(20代/無職)
傷病名:てんかん
決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級

相談時の相談者様の状況

ご相談者様はてんかん発作の頻度が多く、お一人での外出に危険が伴うためご主人様とご一緒にお越し頂きました。
幼少時よりてんかんの治療を継続し1年前には外科手術も受けられましたが発作が改善せず、お仕事に就けないため障害年金の受給を希望されていました。
発作時のご様子や日常生活にどのような支障が出ているのか詳しくお伺いしたところ、障害認定基準に該当する可能性が高いということで、事務代行を承りました。
 

相談から請求までのサポート

ご相談者様は幼少時からご結婚までは遠方の他県にお住いでした。
通院先の病院は1箇所でカルテも保管されていたため20歳前障害での申請準備はスムーズに進められました。
障害認定日当時の発作のコントロール状態が不明だったため、病院への書類作成依頼時には「受診状況等証明書」と「診断書(精神の障害用)」両方を提出し、カルテの内容次第でいずれの書類を作成頂けるか医師に確認して頂く形を取りました。
病院の医事課のご担当者様が大変協力的で書類作成をスムーズに進めて下さいました。
結果的には障害認定日当時のカルテの内容からは障害認定基準に該当しないという判断に至り「受診状況等証明書」を発行頂く事になりました。
現在の通院先の主治医もご相談者様のご病状や日常生活に大変理解があり、丁寧に診断書を作成して下さいました。

結果 

てんかんで障害基礎年金1級を取得、年間約97万円を受給できました。

てんかんで障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

女性(30代/会社員)
傷病名:てんかん
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額:約78万円

相談時の相談者様の状況

小学校高学年頃から頭痛や眼痛を訴えるようになり、市販薬の服用で様子を見ていました。
その後、意識減損を伴う発作を発症して専門医を受診したところ、てんかんと診断されました。
通院・服薬を続けていましたが、発作のコントールができず、外科手術を受けましたが、現在も意識減損を伴う発作が頻発しています。
症状により、日常生活全般に制限があり、就労もできません。
経済的な不安を解消し治療に専念をするため、ご相談いただきました。

相談から請求までのサポート

障害年金の手続きをする時点で、初診日から22年経過しておりました。
その間、症状は悪化し続け、発作が頻繁に発生しており過去1年間に1か月程度の入院が3回ありました。
電話で話している時にも発作で意識を失い、突然会話が途切れることがよくありました。
そのため、就労はもちろんのこと、日常生活においても常に見守りが必要な状況です。
診断書の作成にあたり、ご本人は不安が強く、社労士からの説明も強く希望されていたため診察に同席させていただきました。
医師は症状をよく理解してくださっており、実態に即した診断書を記載いただくことができました。

結果

障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給しました。

てんかんで障害基礎年金2級を取得、さかのぼりで約430万円を受給できたケース

相談者

女性(30代/無職)
傷病名:てんかん
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
5年遡及額:総額約430万円

相談時の相談者様の状況

ご相談者様は10代の頃、自宅でくつろいでいる時に突然全身が痙攣し、意識がなくなり救急搬送されました。
即時入院・専門医での精密検査の結果、てんかんと診断されました。
定期的な通院、投薬治療により症状が治まっていましたが、しばらくして再び発作が頻発するようになりました。
薬による発作のコントロールが難しく、外出先で発作を起こし転倒、大怪我、救急搬送されることが度重なり、日常生活全般において家族の援助が不可欠となっています。
社会参加を図ろうと努力を継続していますが、発作により就労が長続きせず、行動範囲も限定される生活を送られていました。

相談から請求までのサポート

初回無料相談にはお母様が代理でご来所下さいました。
ご本人様は長年、同じ病院で治療を継続していました。
その間、入院も複数回ありご病状が重いことが伺えました。
病歴や日常生活の詳細についてお母様からお話を伺ったところ、発作による解雇が続いたことや遺伝の可能性を考慮し恋人との交際も諦めるなど、非常にご苦労されているエピソードが多々有りました。
20歳当時も現在も発作が頻回かつ重度であることから診断書2枚を作成して頂く事になりました。
20歳当時と現在、それぞれについて詳しいエピソードを織り込んだ参考資料を作成し、診断書を依頼しました。

結果

障害基礎年金2級を取得(年額約78万円)、5年間の遡及で約430万円を受給しました。